2013年3月29日金曜日

若き日のマリス・ヤンソンス!

仕事で手がいっぱいの時に限って妙にネットで検索して遊んでしまう。そしてびっくりするような素晴らしいものを見つけてそこにはまったりする。

その一例がこれ。

Young Mariss Jansons
(http://www.youtube.com/watch?v=q1Bj7kQaiFk)

1971年、カラヤン指揮コンクールの録画で、当時28歳の若きマリス・ヤンソンスがオーケストラを指導している。先日ご紹介した「老いても心身ともにイケメン・マリス・ヤンソンス!」(http://musiksprache.blogspot.com/2013_02_01_archive.html)
と比較してほしい。

ベートーヴェン交響曲第五番「運命」で「運命の動機」をどう扱うか両方の録画で話している。もちろん28歳の時は控えめだが。

このコンクールで彼は2位を受賞してカラヤンから助手として招へいを受けたがソビエト政府はそれを許可しなかった。何とも残念な話だ。

いったいこのコンクールで一位になったのは誰だったのだろう?

演奏の後聴衆にインタビューしたら、

「ロシア人(ヤンソンスのこと)が一番だ。すばらしい」という声がさかんにきかれたようだ。

今年の11月は何としてでもヤンソンス指揮のアムステルダム・コンセルトヘボウ公演を聴きに行きたい。(公演は東京だけかもしれないが。)