今NHK-FMでプレガルディエンの「冬の旅」を放送しています。
ペーター・シュライアーが引退した後、どうしても気にいるテノール歌手が見つからなくてCDを買ってもがっかりしてばかりでした。
プレガルディエンの演ずる「マタイ」の福音史家は、アルノンクールの指揮した演奏で聴きました。
今やっている「冬の旅」は・・・正直言ってやはり満足できません。
歌い方が私のイメージする「ベルカント」っぽいものではなく、ごつごつしているのと、やはり(ライブだから仕方ないですが)音程が必ずしも良くないです。
テノールといえば、最近ヨナス・カウフマンがけっこう売れているようですが、試聴した感じでは「私のタイプ」じゃないです。
ヴンダーリヒのような麗しい声、シュライアーのような繊細でしかも真摯な歌い方の人って現役でいませんか?
ベルリンフィルの演奏会のアーカイブで聴いた演奏ではイギリスのJohn Mark Ainsley(ジョン・マーク・エインズリーと読むのでしょうか?)というスキンヘッズのテノール歌手はなかなか美しい声でした。音程も良いし。
一曲ここにリンクしておきます。
なお、私がベルリンフィルのアーカイブで聴いたのはハイドンの「四季」でした。
http://www.youtube.com/watch?v=vCQccqnVt4c&feature=related
英語の歌も声楽ではドイツ語みたいな r を使うのですね。面白いです。
Ainsleyの演奏、もう一曲追加しておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=z8PBKf2m5ps&feature=related
2010年3月23日火曜日
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