2010年3月23日火曜日

クリストフ・プレガルディエン?

今NHK-FMでプレガルディエンの「冬の旅」を放送しています。

ペーター・シュライアーが引退した後、どうしても気にいるテノール歌手が見つからなくてCDを買ってもがっかりしてばかりでした。

プレガルディエンの演ずる「マタイ」の福音史家は、アルノンクールの指揮した演奏で聴きました。

今やっている「冬の旅」は・・・正直言ってやはり満足できません。

歌い方が私のイメージする「ベルカント」っぽいものではなく、ごつごつしているのと、やはり(ライブだから仕方ないですが)音程が必ずしも良くないです。

テノールといえば、最近ヨナス・カウフマンがけっこう売れているようですが、試聴した感じでは「私のタイプ」じゃないです。

ヴンダーリヒのような麗しい声、シュライアーのような繊細でしかも真摯な歌い方の人って現役でいませんか?

ベルリンフィルの演奏会のアーカイブで聴いた演奏ではイギリスのJohn Mark Ainsley(ジョン・マーク・エインズリーと読むのでしょうか?)というスキンヘッズのテノール歌手はなかなか美しい声でした。音程も良いし。

一曲ここにリンクしておきます。

なお、私がベルリンフィルのアーカイブで聴いたのはハイドンの「四季」でした。

http://www.youtube.com/watch?v=vCQccqnVt4c&feature=related

英語の歌も声楽ではドイツ語みたいな r を使うのですね。面白いです。

Ainsleyの演奏、もう一曲追加しておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=z8PBKf2m5ps&feature=related