今年5月にディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウが85歳の誕生日を迎えました。その記念にさまざまなCDやDVDがリリースされました。75歳の時も80歳の時も記念盤が出ましたから、5年ごとに大量に録音がリリースされているわけです。
今年に入って購入したF.ディースカウのボックスセットをご紹介します。
ひとつはEMIから出た"Great EMI Recordings"(11枚組):三大歌曲集を含めたシューベルト、シューマン、ブラームス、R.シュトラウスなどの多彩な内容です。伴奏者はまちまちですが、一流のピアニストが揃っています。
もうひとつは数日前にドイツから届いたばかりのボックスです。DGレーベルのもので、全部シューベルトの作品による21枚組のセットです。タイト ルは"Schubert-Lieder Gesamtaufnahme"(Limited Edition) 要するに、シューベルト歌曲大全集ということでしょう。(もちろん本当にすべての曲が録音されているわけではありませんが。)
今回「限定盤」として特価で出たようですが、2005年にも同じボックスセットが出ています。
この全集を買う気になったのは、伴奏者がすべてジェラルド・ムーアだったからです。
私はジェラルド・ムーアというピアニストは数々の歌手を「育てた」教育者兼共演者であったと思っています。
しかし、一枚2000円~2500円で親にレコードを買ってもらっていた時代(小学校~中学校時代)と今のCDでは値段が全く比べ物になりませ ん。中学校ぐらいの時は毎月親に1-2枚レコードを買ってもらうのが楽しみでデパートめぐりにつきあったものでした。その頃の一枚のレコードはほとんど宝 物で、何百回と繰り返し聴いたものでした。
それが今や11枚組とか21枚組がちょっと頑張れば買えるのです。本当に良い時代になったものです。
この21枚組、声楽を(今ごろ)勉強する我が身には貴重なアーカイブであります。DG以前のEMI11枚組も若々しい声が聴けて、後年の録音とはまた違った魅力があります。大切にしたいと思います。
聴く時間がないことが唯一の問題...(*_*)
PS:私は21枚組のほうをamazon.deから33.57ユーロで(新品)入手しました。日本HMVのオンラインショップを見ると一般価格が8810円でした。ユーロ安がありがたいです。(笑)
2010年7月10日土曜日
2010年5月31日月曜日
ジョン・マーク・エインズレー
ベルリンフィルの「ディジタルコンサートホール」の会員になって一年半ほどになりますが、その間のコンサートの中で何人かのすばらしい歌手を発見しました。(いや、私が彼らを知らなかっただけで、彼らはすでに全世界的に認められている大家です。)
中でもテノールのJohn Mark AinsleyとMark Padmoreはとても気に入りました。
そのJohn Mark Ainsleyなのですが、1963年生まれのイギリスのテノール歌手です。
去年の秋にハイドンの「四季」でベルリンフィルと共演しています。その声が麗しくて、感銘を受けました。
ところで、この人かなり若い頃からスキンヘッズみたいです。
髪があるのとないのではずいぶん印象が違いますねー。次は写真集。
http:// www.goo gle.com /images ?q=John +Mark+A insley& oe=utf- 8&rls=o rg.mozi lla:en- US:offi cial&cl ient=fi refox-a &um=1&i e=UTF-8 &source =univ&e i=smsDT OvABc_Q cc_EzNU B&sa=X& oi=imag e_resul t_group &ct=tit le&resn um=4&ve d=0CDYQ sAQwAw
http:// www.you tube.co m/watch ?v=BYOZ nwQQV18
(John Mark Ainsley, "Where'er You Walk" from Handel's Semele. 1999年録音。)
Where'er You Walk from Handel's Semele.
(同上、こちらはスタジオ録音か? 1987年録音とか。)
http:// www.you tube.co m/watch ?v=Fot_ XnzLlfk &featur e=relat ed
(”Look down, harmonious saint”, HWV 124, also known as Praise of Harmony, ヘンデルの曲です)
エインズレイを通してこれまであまりご縁のなかったヘンデルを聴いてみようという気になりました。
ついでに、こちらもぜひ:
http:// www.you tube.co m/watch ?v=vCQc cqnVt4c
(ミュージカル "Brigadoon"から"Come To Me, Bend To Me ")
う~ん、たまらない。ため息の出そうな歌声。
パドモアについてはまた別の機会に。
私にとって、ドイツ3大テノールは、「ヘフリガー、ヴンダーリヒ、シュライアー)だったのですが、今度はイギリス3大テノールができるかも。(笑)
中でもテノールのJohn Mark AinsleyとMark Padmoreはとても気に入りました。
そのJohn Mark Ainsleyなのですが、1963年生まれのイギリスのテノール歌手です。
去年の秋にハイドンの「四季」でベルリンフィルと共演しています。その声が麗しくて、感銘を受けました。
ところで、この人かなり若い頃からスキンヘッズみたいです。
髪があるのとないのではずいぶん印象が違いますねー。次は写真集。
http://
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(John Mark Ainsley, "Where'er You Walk" from Handel's Semele. 1999年録音。)
Where'er You Walk from Handel's Semele.
(同上、こちらはスタジオ録音か? 1987年録音とか。)
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(”Look down, harmonious saint”, HWV 124, also known as Praise of Harmony, ヘンデルの曲です)
エインズレイを通してこれまであまりご縁のなかったヘンデルを聴いてみようという気になりました。
ついでに、こちらもぜひ:
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(ミュージカル "Brigadoon"から"Come To Me, Bend To Me ")
う~ん、たまらない。ため息の出そうな歌声。
パドモアについてはまた別の機会に。
私にとって、ドイツ3大テノールは、「ヘフリガー、ヴンダーリヒ、シュライアー)だったのですが、今度はイギリス3大テノールができるかも。(笑)
2010年4月24日土曜日
2010年3月23日火曜日
クリストフ・プレガルディエン?
今NHK-FMでプレガルディエンの「冬の旅」を放送しています。
ペーター・シュライアーが引退した後、どうしても気にいるテノール歌手が見つからなくてCDを買ってもがっかりしてばかりでした。
プレガルディエンの演ずる「マタイ」の福音史家は、アルノンクールの指揮した演奏で聴きました。
今やっている「冬の旅」は・・・正直言ってやはり満足できません。
歌い方が私のイメージする「ベルカント」っぽいものではなく、ごつごつしているのと、やはり(ライブだから仕方ないですが)音程が必ずしも良くないです。
テノールといえば、最近ヨナス・カウフマンがけっこう売れているようですが、試聴した感じでは「私のタイプ」じゃないです。
ヴンダーリヒのような麗しい声、シュライアーのような繊細でしかも真摯な歌い方の人って現役でいませんか?
ベルリンフィルの演奏会のアーカイブで聴いた演奏ではイギリスのJohn Mark Ainsley(ジョン・マーク・エインズリーと読むのでしょうか?)というスキンヘッズのテノール歌手はなかなか美しい声でした。音程も良いし。
一曲ここにリンクしておきます。
なお、私がベルリンフィルのアーカイブで聴いたのはハイドンの「四季」でした。
http://www.youtube.com/watch?v=vCQccqnVt4c&feature=related
英語の歌も声楽ではドイツ語みたいな r を使うのですね。面白いです。
Ainsleyの演奏、もう一曲追加しておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=z8PBKf2m5ps&feature=related
ペーター・シュライアーが引退した後、どうしても気にいるテノール歌手が見つからなくてCDを買ってもがっかりしてばかりでした。
プレガルディエンの演ずる「マタイ」の福音史家は、アルノンクールの指揮した演奏で聴きました。
今やっている「冬の旅」は・・・正直言ってやはり満足できません。
歌い方が私のイメージする「ベルカント」っぽいものではなく、ごつごつしているのと、やはり(ライブだから仕方ないですが)音程が必ずしも良くないです。
テノールといえば、最近ヨナス・カウフマンがけっこう売れているようですが、試聴した感じでは「私のタイプ」じゃないです。
ヴンダーリヒのような麗しい声、シュライアーのような繊細でしかも真摯な歌い方の人って現役でいませんか?
ベルリンフィルの演奏会のアーカイブで聴いた演奏ではイギリスのJohn Mark Ainsley(ジョン・マーク・エインズリーと読むのでしょうか?)というスキンヘッズのテノール歌手はなかなか美しい声でした。音程も良いし。
一曲ここにリンクしておきます。
なお、私がベルリンフィルのアーカイブで聴いたのはハイドンの「四季」でした。
http://www.youtube.com/watch?v=vCQccqnVt4c&feature=related
英語の歌も声楽ではドイツ語みたいな r を使うのですね。面白いです。
Ainsleyの演奏、もう一曲追加しておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=z8PBKf2m5ps&feature=related
2010年2月21日日曜日
「虹と雪のバラード」
ラジオでオリンピック中継・録音を聴こうとすると放送の前にいきなり「きーみ(を?は?)」と男の声が突っ込んで来るので大変迷惑しています。NHKさん、どうにかならないものでしょうか?(笑)
冬季オリンピックの歌といえば、なんと言ってもこれ、「虹と雪のバラード」、1972年、トワ・エ・モアの演奏。
http://www.youtube.com/watch?v=RD3ucoODHLE
ちょっと聴きたくなってYouTubeを検索してみたらすぐに見つかりました。
聴いた感想は・・・「あれ?」。
子供の頃聴いたのはすごく綺麗な歌でした。しかし今聴くと音程の不安定なところを見つけたり、声がしっかりしていない(そりゃそうだ、歌謡曲の歌い方は、クラシックのリートとは違う!)気がしたりで、満足度は60%ぐらい。とても素敵な曲なのに...
30年ぐらいこの曲を聴かないでいたのですが、その間に私は自分の頭の中で曲をすっかり「理想化」していたようです。
それに声楽の端っこをちょっとかじっただけで、歌謡曲の歌い方だと物足りなく感じるようになってしまいました。これから聴ける、いや聴いて満足できる演奏はどんどん少なくなって行くのだろうなぁ、と少しがっかりしています。
ところで最近よく聴くのはこんなソプラノです。
http://www.youtube.com/watch?v=4Xkupz3uHZo
ロッテ・レーマンの歌うシューマンの「女の愛と生涯」。この録音はSP盤からの復刻版です、手元にあるのは彼女が今の私の年齢ぐらい(50代前半)の頃の録音です。やっぱり満足度が違います。
冬季オリンピックの歌といえば、なんと言ってもこれ、「虹と雪のバラード」、1972年、トワ・エ・モアの演奏。
http://
ちょっと聴きたくなってYouTubeを検索してみたらすぐに見つかりました。
聴いた感想は・・・「あれ?」。
子供の頃聴いたのはすごく綺麗な歌でした。しかし今聴くと音程の不安定なところを見つけたり、声がしっかりしていない(そりゃそうだ、歌謡曲の歌い方は、クラシックのリートとは違う!)気がしたりで、満足度は60%ぐらい。とても素敵な曲なのに...
30年ぐらいこの曲を聴かないでいたのですが、その間に私は自分の頭の中で曲をすっかり「理想化」していたようです。
それに声楽の端っこをちょっとかじっただけで、歌謡曲の歌い方だと物足りなく感じるようになってしまいました。これから聴ける、いや聴いて満足できる演奏はどんどん少なくなって行くのだろうなぁ、と少しがっかりしています。
ところで最近よく聴くのはこんなソプラノです。
http://
ロッテ・レーマンの歌うシューマンの「女の愛と生涯」。この録音はSP盤からの復刻版です、手元にあるのは彼女が今の私の年齢ぐらい(50代前半)の頃の録音です。やっぱり満足度が違います。
2010年2月14日日曜日
DCH:無事に聴けています。
前半のプログラムが終了し、今休憩です。
休憩時間に内田さんのインタヴューが入っています。
一回目の演奏会(ベートーヴェンピアノ協奏曲第1番)の時はたしかドイツ語で話しておられたのですが、二回目以降は英語です。
内田さんはドイツ語も英語も上手ですね。彼女の経歴から言えばドイツ語が第一外国語、英語が第二外国語なんでしょうが、どちらもわかりやすいです。英語はイギリス語です。
でも、英語でしゃべっていてもひどく感情的になるとドイツ語が飛び出してくるので笑ってしまいます。「そんなのナンセンス!」というのに、"Quatsch!"(クヴァッチュ)
DCHでは、協奏曲のある時はソリストのインタヴューが入ることが多いのですが、使用楽器の話題がよく出てきます。
今回も内田さんは自分専用のグランドピアノを運んで来たそうです。そのピアノは素晴らしく表現力のある楽器だそうで、"It travels fast "「速いスピードで(音が)飛んで行く」、などと面白い表現がたくさんありました。
あ、今ちょうどアナウンスがあったのですが、今回のコンサートはハイチの人々の支援のために寄付されるそうです。ラトル氏が英語で、内田さんが日本語で話されました。
内田さんの言葉、日本語が一番不自然な感じです。
では、後半を聴きます。
休憩時間に内田さんのインタヴューが入っています。
一回目の演奏会(ベートーヴェンピアノ協奏曲第1番)の時はたしかドイツ語で話しておられたのですが、二回目以降は英語です。
内田さんはドイツ語も英語も上手ですね。彼女の経歴から言えばドイツ語が第一外国語、英語が第二外国語なんでしょうが、どちらもわかりやすいです。英語はイギリス語です。
でも、英語でしゃべっていてもひどく感情的になるとドイツ語が飛び出してくるので笑ってしまいます。「そんなのナンセンス!」というのに、"Quatsch!"(クヴァッチュ)
DCHでは、協奏曲のある時はソリストのインタヴューが入ることが多いのですが、使用楽器の話題がよく出てきます。
今回も内田さんは自分専用のグランドピアノを運んで来たそうです。そのピアノは素晴らしく表現力のある楽器だそうで、"It travels fast "「速いスピードで(音が)飛んで行く」、などと面白い表現がたくさんありました。
あ、今ちょうどアナウンスがあったのですが、今回のコンサートはハイチの人々の支援のために寄付されるそうです。ラトル氏が英語で、内田さんが日本語で話されました。
内田さんの言葉、日本語が一番不自然な感じです。
では、後半を聴きます。
ベルリンフィルのライブが聴けそう?
例によって例のごとく(笑)、ベルリンフィルのデジタルコンサートホールのサイトにアクセス。そうしたら次の演奏会開始まで○日、○時間、○分と表示される欄が、0(ゼロ)日、0(ゼロ)時間、59分になっていました!
ということは、今日これからコンサートがあるんだ!
今日は、内田光子さんのベートーヴェン、ピアノ協奏曲全曲演奏会(全3回)の二回目にあたります。演目はリゲッティーの小品2曲にシベリウスの交響曲第二番、そして最後にベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番です。
開演は午前11時、ということは日本時間7時です。
DCHの会員になってはじめてめぐってきたライブ演奏を聴く機会です。
本当につながって、しかも途中で落ちないでしょうか?
全部聴きたいところですが、明日までに大学院のリラバスを書かないといけないのでたぶん協奏曲だけ聴くでしょう。こんな時に限って締め切りがあるものなんです。
あ~、4月からの授業どうしよう・・・教材はドイツ語だけの授業にするか日本語を入れるか?まだ決められません。もう2ヶ月ぐらい前から考えているのに...
やっぱりドイツ語オンリー?
Digital Cncert Hall
ということは、今日これからコンサートがあるんだ!
今日は、内田光子さんのベートーヴェン、ピアノ協奏曲全曲演奏会(全3回)の二回目にあたります。演目はリゲッティーの小品2曲にシベリウスの交響曲第二番、そして最後にベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番です。
開演は午前11時、ということは日本時間7時です。
DCHの会員になってはじめてめぐってきたライブ演奏を聴く機会です。
本当につながって、しかも途中で落ちないでしょうか?
全部聴きたいところですが、明日までに大学院のリラバスを書かないといけないのでたぶん協奏曲だけ聴くでしょう。こんな時に限って締め切りがあるものなんです。
あ~、4月からの授業どうしよう・・・教材はドイツ語だけの授業にするか日本語を入れるか?まだ決められません。もう2ヶ月ぐらい前から考えているのに...
やっぱりドイツ語オンリー?
Digital Cncert Hall
2010年2月11日木曜日
鳩山弁を奇妙に感じるわけ?
昨日の日記の続きです。
鳩山弁に私が違和感を感じるのは丁寧すぎるからではないようです。
彼が自分の使っている言葉の意味を吟味しているのかどうか問いたくなることがあるからだと思います。
たとえば、2-3日前の、
「~という十字架を負って歩く」
なんて表現に私はぶっとびそうになるのです。
ご存知のように、十字架はキリスト教の象徴であり、受難そのものであります。
キリスト教徒でない人が「十字架を負う」なんて言うと意味不明です。鳩山さんは「十字架を負う」という言葉の意味を知って言っておられるのでしょうか?
重い表現をあまりにも軽く使っているのでは?
せいぜい、「重荷を負って」でよろしいのではないでしょうか?
東京工大の助手時代の鳩山さんはどんな言葉を使っていたのか知りたいところです。
鳩山弁に私が違和感を感じるのは丁寧すぎるからではないようです。
彼が自分の使っている言葉の意味を吟味しているのかどうか問いたくなることがあるからだと思います。
たとえば、2-3日前の、
「~という十字架を負って歩く」
なんて表現に私はぶっとびそうになるのです。
ご存知のように、十字架はキリスト教の象徴であり、受難そのものであります。
キリスト教徒でない人が「十字架を負う」なんて言うと意味不明です。鳩山さんは「十字架を負う」という言葉の意味を知って言っておられるのでしょうか?
重い表現をあまりにも軽く使っているのでは?
せいぜい、「重荷を負って」でよろしいのではないでしょうか?
東京工大の助手時代の鳩山さんはどんな言葉を使っていたのか知りたいところです。
2010年2月10日水曜日
私の日本語のセンスは変?
私は鳩山さんの談話をきいていると彼の言葉遣いを奇妙に感じることがあります。ことに変なのは敬語表現。
さきほどのニュースで、石川議員が民主党を離党することについて、
「出処進退は本人が<お決め>になる...」
と言っていました。
数日前には、小沢氏について、
「小沢幹事長は<ご自身で>...」
と言っていましたが、これ、日本語として正しいのでしょうか?
鳩山さんからすれば、小沢幹事長も石川議員も民主党の「身内」ですよね?石川議員はまもなく離党するのでもう身内ではなくなりますが、今は一応党員です。
身内に対して「ご自身、ご本人」とか、「お決めになる」と言うものでしょうか?
どうも鳩山さんの日本語、敬語表現に難があるように思うのですが、いかがでしょうか?
言葉尻をとらえて人をこきおろす気はないのですが、普段から言語に関する教育、研究をやっているとどうしても日本語が気になります。
malte@k2r.org
さきほどのニュースで、石川議員が民主党を離党することについて、
「出処進退は本人が<お決め>になる...」
と言っていました。
数日前には、小沢氏について、
「小沢幹事長は<ご自身で>...」
と言っていましたが、これ、日本語として正しいのでしょうか?
鳩山さんからすれば、小沢幹事長も石川議員も民主党の「身内」ですよね?石川議員はまもなく離党するのでもう身内ではなくなりますが、今は一応党員です。
身内に対して「ご自身、ご本人」とか、「お決めになる」と言うものでしょうか?
どうも鳩山さんの日本語、敬語表現に難があるように思うのですが、いかがでしょうか?
言葉尻をとらえて人をこきおろす気はないのですが、普段から言語に関する教育、研究をやっているとどうしても日本語が気になります。
malte@k2r.org
2010年2月1日月曜日
口のあけかた
次のふたつのYouTubeのデータを一回目は音を出して、二回目は「音を出さないで」みてください。
口の動きに注目してください。
(ボニージャックスの歌う「ちいさい秋」)
(テルツ少年合唱団の歌う「ちいさい秋」)
この二つを比べて私は自分がどうして日本語の歌曲をうまく歌えないかよ~くわかりました。
私の口の動きは完全に下のほう(テルツ少年合唱団の演奏)なんです。
母音をよく響かせようとするとどうしても「お」や「う」でくちびるを丸くしてしまいます。少年たちの口はかなり動いています。
ところがボニージャックスの人たちの口元がアップされた時に見ると、「うお~、口が動いていない!」
ためしにボニージャックスの人たちの口元を見ながら真似をしてみました。
とにかく口をできるだけ動かさないで歌う。
・・・できた!
歌のレッスンを受けるようになってから歌手さんの口元が気になってしかたがありません。でも私が一生懸命見ていたのはドイツ人の歌手の口元。
そ~か、日本語はこうやって歌うんだ、と納得した次第。
いつも歌の先生には、「外人さんが日本語の歌をうたっているみたいですよ」と言われていましたが、日本語の歌ではここまで口をあけないのかと知った次第。
しかし、ボニージャックスは「ちいさい秋」、2番までしか歌っていないのが残念。
比較的新しそうな録音で「おお、牧場はみどり」をどうぞ。
「おお牧場はみどり」
復職以来歌の練習ができなくなっていますが、何とかレッスンに復帰したいな。
口の動きに注目してください。
(ボニージャックスの歌う「ちいさい秋」)
(テルツ少年合唱団の歌う「ちいさい秋」)
この二つを比べて私は自分がどうして日本語の歌曲をうまく歌えないかよ~くわかりました。
私の口の動きは完全に下のほう(テルツ少年合唱団の演奏)なんです。
母音をよく響かせようとするとどうしても「お」や「う」でくちびるを丸くしてしまいます。少年たちの口はかなり動いています。
ところがボニージャックスの人たちの口元がアップされた時に見ると、「うお~、口が動いていない!」
ためしにボニージャックスの人たちの口元を見ながら真似をしてみました。
とにかく口をできるだけ動かさないで歌う。
・・・できた!
歌のレッスンを受けるようになってから歌手さんの口元が気になってしかたがありません。でも私が一生懸命見ていたのはドイツ人の歌手の口元。
そ~か、日本語はこうやって歌うんだ、と納得した次第。
いつも歌の先生には、「外人さんが日本語の歌をうたっているみたいですよ」と言われていましたが、日本語の歌ではここまで口をあけないのかと知った次第。
しかし、ボニージャックスは「ちいさい秋」、2番までしか歌っていないのが残念。
比較的新しそうな録音で「おお、牧場はみどり」をどうぞ。
「おお牧場はみどり」
復職以来歌の練習ができなくなっていますが、何とかレッスンに復帰したいな。
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