2014年8月21日木曜日

あまりの興奮に離人感をおぼえてしまいました。

Twitterからのコピーです。不明の部分を後日追記します。とりあえず今夜はこれで。


 究極の離人感、「ここはどこ?今ここにいるのは私?これは夢?」という不思議な感覚に陥ってしまいました。たねあかししましょう。ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)とグザヴィエ・メストル(ハープ)の演奏会。魂を抜かれました。昨日ブッフビンダーにはがっかりしただけに、今日は良かった!
 
 いずれ詳しく書きますが、二人が出て来た時、メルヒェンの世界から王女さまと王子さまが飛び出して来たのかと思いました。(エルトマンの時もそうでしたが)美しい!見目だけでもあまりにも美しくてもう聴く前からとろーり。最後の曲を聴くまではひたすらハープ王子に聴き入ってました。
 ハープという楽器がここまでの表現力を有しているとはどうしても信じられません。リストの作品ひとつと、スメタナの「モルダウ」をハープが独奏したのですが、もうこれは技術と音楽性の極限まで達していたと思います。正直なところ、後半の2番目のハープ独奏で終わってほしいと思ったほど。
 でも、最後にどんでん返しが。アンコール2曲目はフランス語のオペラから。よく聴く曲なのですがオペラには疎いので曲名がわかりません。(判明したら書きます。)グルベローバ以来の信じがたいようなコロラトゥーラを聴かされ、失神寸前。でも私にはちょっと強烈すぎて疲れました。ああ、今夜は眠れるかしら。
 ねぇ、私は今ザルツブルクにいるのですよね?ずっとドイツ語しゃべっていたよね?まだ離人感が抜けません。