2012年5月6日日曜日

「今日の○○語」

昨日Twitterでふらふらしていたら、こんなサイトを見つけました。

"Transparent Language"
http://www.transparent.com/wotd/today/ 

ここでGermanを指定すると、"German Word of the Day" が出て来ます。

5月6日の「今日のドイツ語」が示され、その下にその日の語を使った例文が英訳とともに書かれてています。全くの初心者にはやや難しいかもしれませんが、音声がついているので、単語を、そして例文をしっかり耳から覚えるには最適です。

昨日私はドイツ語のほか、イタリア語、フランス語、スエーデン語、オランダ語、日本語、それにLeetspeak(元来ハッカーに使われていたとされるかなり特殊な英語)をメールで送ってもらうよう設定しました。

7か国語で単語と例文をしばらく眺め、口に出して言ってみてからトイレに立ち、しばらく時間を置きました。そして覚えたはずの例文を書いてみようとすると・・・もうほとんど忘れていました。(泣)

完璧に書けたのはドイツ語だけで、イタリア語とオランダ語はだいたいの出来具合。Leetspeakも思い出すことができました。スエーデン語は部分的に覚えていた程度で、フランス語は何と全く思い出すことができませんでした。

何という貧弱な記憶力よ!でも、初老のおばばでもまだ頑張りますって!

さて、今朝起きて復習してみたら、さらに忘れていて、完璧だったのはやはりドイツ語のみ。イタリア語とオランダ語が痕跡を残す程度でした。スエーデン語はその日の単語のみ記憶していました。昨日のうちに記憶から消えたフランス語は跡形もなし。

しかし、挫けずに今日も覚えてみました。今日はラテン語を追加しました。数時間おいて書いてみたら、今度はドイツ語、フランス語、イタリア語が完璧、オランダ語とスエーデン語はかなり悲惨でした。Leetspeakは今日まだアップロードされていません。ラテン語はとても平易な例文だったのでできました。

過去に遡及してその日の語と例文を見ると、日によって例文の文法的レベルが異なります。また、学習する人の関心によっても覚えられる例文と覚えられない例文ができるでしょう。だからすべてを覚えようなんて考えないで、その日に気に入った例文があれば覚えるだけで十分だと思います。ただし、その日の「単語」は確実に頭に刻み込んで。

「今日の○○語」、音声がついているのでけっこう役に立ちそうです。

初心者にとって何よりも難しいのは「読み方」でしょう。読み方がわからないと授業でどこをやっているのかすらわからなくなり、ノートも取れなくなります。そして3か月で完全に「落ちこぼれ」。

新しい言語に入門するにはまず音声を身につけるべきだと私は考えています。四半世紀ばかりドイツ語を教えていて痛感するのは「音声」面の大切さです。

私が今あえてスエーデン語やオランダ語等に「入門」しようとしているのは、一度「初心者」の目線で新しい外国語を学んでみたいと思ったからです。

実際に勉強してみると、テキストに書いてある文法事項を覚えようとしても、読み方がわからないと覚えるどころか書き写すことすらできないことに気づきました。教科書に発音のきまりがきっちり書いてあっても、実際の文章を読もうとすればさまざまな疑問点がでてきて、自分では解決できずギブアップしてしまいそうになります。

さて、3か月後、私はどれくらいスエーデン語とオランダ語を読めるようになっているでしょう?

ところで、案外難しいというか見落とせないと思ったのは日本語です。

昨日(5月5日)の「今日の日本語」は「引きこもり」でした。

弟は中学の頃からひきこもりです。」に英訳、"My brother has been withdrawn from society sinse middel school." がついてます。"withdraw(al)"を「引きこもり」に対応させたのは、必ずしもぴったりではないにせよ、面白い解釈だと思います。

かくして日本語も勉強すると英語が上手になるかもしれません。

ところで、Twitterですが、私はあまり書きませんが、実は世界中の新聞・雑誌のヘッドラ インと趣味関係のサイト(欧米のオペラハウスのインフォメーションなど)を見ています

Twitterはチャットをするとばっちり記録が残ってしまって誰にでも見えるようになってし まいます。でも、ヘッドラインを手掛かりにさまざまなニュースを読むのも面白いですよ。もちろん日本語でもいいです。Twitterで時々良いものを拾っている私です。